No. 53…関係代名詞・目的格用法

m-sirius53-1

関係詞は、「名詞を文で説明して、長い名詞を作る」時につかうものです。
英語では、名詞にそのまま文をくっつけても、意味不明になってしまいます。*日本語
女の子 → となりに住んでいる女の子

*英語
the girl → × she lives next to my house the girl ←意味がわからない!

なので、「説明文」をくっつける「のり」の役目をするモノが必要なのです。
それが、「関係詞」です。

関係代名詞は、説明文をくっつける「のり」=接続詞の仕事と、代名詞の仕事をしています。
接続詞、はわかるかもしれませんが、代名詞ってどうして?って思うかもしれませんね。
では、これを見てみてください。

the book which I bought yesterday

the bookという名詞の部分に、後ろからwhich I bought yesterdayという部分がくっついています。
このwhichというのは、直前のthe bookをあらわす。つまり、代名詞のような仕事をしています。
となると、

the book which …
「その本、それはね…」

と、話を続けているのがわかりますね。
そしてさらに、which I bought yesterdayのところ、構造を見ると…

which       I      bought yesterday
主語     動詞

おや?
主語と動詞はもうある。では、whichは何の仕事をしているの?
ここで忘れちゃいけないのが、bought…buyの過去形の意味。
「~を買う」、です。
つまり、後ろに「目的語」が必要、でもboughtの後ろにない…
(yesterdayは「きのう」という意味の副詞、飾りの言葉で、名詞じゃないので目的語ではない!)

そう、which。
これが目的語になっている。
whichがこのカタマリ(「節」といいます)のなかで、目的語の仕事をしている。

というわけで、関係代名詞は「接続詞で、代名詞」
そして関係代名詞が、そのカタマリ(関係詞節)のなかで目的語の仕事をしているこのパターンを、「目的格用法」というのです。